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2023年04月

2023.04.26

ant2 CMSでGA4を確認できる!設定方法・連携方法について

こんにちは。
アントアントのメルマガ担当です。

いつもメールマガジン「ここだけは知っておきたい編」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

前回はGoogle AnalyticsでのGA4の設定方法をご紹介しました。『Google AnalyticsでのGA4の設定方法について』

今回はant2 CMSでGA4のアクセス解析を確認したい場合のGA4の設定、連携方法についてご紹介します。

まずはant2 CMSでのアクセス解析の確認画面についてご紹介させていただきます。

【アクセス解析 確認画面】

アクセス解析確認画面では、ページビューは勿論、Google Analyticsで確認できるデータを簡易的に確認することができます。
CMSの編集画面で確認ができるため、わざわざGoogle Analyticsでの確認が不要となり、サイト運用者も簡単に確認することができます。

ant2 CMSのアクセス解析で確認できる項目
  • グラフアイコン(ページビュー/ユーザー数/訪問数/このページのページビュー/このページのユーザー数/直帰率)
      ※グラフアイコンをクリックするとグラフの表示が切替わります
  • 男女比/年代別/デバイス別グラフ
  • 地域別ランキング
  • 集客ランキング
  • 検索キーワードランキング
  • ページビューランキング

ant2 CMSでのGA4の設定・連携方法

ant2 CMSでのGA4の設定・連携方法には大きくわけて3つのフローがあります。

GA4の設定手順と連携に必要な設定手順があるため、初めてGA4を設定する場合には下記のフローに沿ってGA4を作成の上、設定を行ってください。

Google Analytics/Google Cloud Platform/GoogleSearchConsole/CMSの編集画面(Google Analyticsダイアログ)は閉じず
フロー順に設定を行うとスムーズに進めることができます。

1.GA4のGoogleタグをトラッキングコードに追加

1.前回の記事の『GA4の設定方法 UAの設定がなく新しくアカウントを作成する場合』の手順1~9までをGoogle Analyticsで設定しましょう。

2.『GA4の設定方法 UAの設定がなく新しくアカウントを作成する場合』の手順10と同様に実装手順画面の「Google タグを設置する」の【手動でインストールする】タブを選択し、表示されるGoogleタグをコピーします。

3.設定したいサイトにログインし、編集画面を開きます。
4.コントロールパネルの[設定] → [SEO対策] → [アクセス解析の設定]をクリックすると、“Google Analyticsダイアログ”が表示されます。
5.【全般設定】タブをクリックし、手順2でコピーしたGoogleタグをトラッキングコードに入力し、[OK]ボタンをクリックして保存、サイト公開を行って、公開サイトにトラッキングコードを反映させて完了です。

※UAのトラッキングコードが挿入されている場合には、UAのトラッキングコードの上に挿入してください。
※トラッキングコードの反映にはサイト公開が必要です。

2.連携に必要な設定

2-1.サービスアカウントと秘密鍵ファイルの作成
(Google Cloud Platformでの設定)

Google Cloud PlatformにアクセスしてGA4プロパティとの連携に必要な「サービスアカウント」と「秘密鍵ファイル」を作成します。

1.Google Cloud Platform(https://console.cloud.google.com/)にアクセスし、サービスアカウントを作成するGoogleアカウントでログインします。

2.Google Cloud Platformが表示されますので、[プロジェクトの選択]をクリックします。

3.プロジェクトの選択画面の[新しいプロジェクト]をクリックします。

4.任意のプロジェクト名を入力し、[作成]をクリックします。

5.作成したプロジェクトを選択し、ナビゲーションメニューの[APIとサービス] → [ライブラリ]を選択します。

6.APIライブラリ画面が表示されたら検索フォームに「analytics」を入力し、『Google Analytics Data API』をクリック後、次のページで[有効にする]をクリックします。

7.ナビゲーションメニューから[IAMと管理] → [サービスアカウント]を選択します。

サービスアカウント画面が表示されたら[+サービスアカウントを作成]をクリックし、任意のサービスアカウント名を入力し、[作成して続行]をクリックします。

8.次に、「このサービス アカウントにプロジェクトへのアクセスを許可する 」の「ロールを選択」をクリックし、[基本] → [編集者]を選択して[完了]をクリックします。

9.サービスアカウント画面に作成したサービスアカウントが表示されます。

一覧からサービスアカウントの「メール」のリンクをクリックしします。

10.サービスアカウントの詳細画面が表示されます。【詳細】タブの「メール」に表示されるメールアドレスをコピーして控えておきます。

取得:サービスアカウントのメールアドレス

11.サービスアカウントの詳細画面の【キー】タブをクリックし、[鍵を追加] → [新しい鍵を作成]をクリックします。

12.秘密鍵の作成画面の「キーのタイプ」の「JSON」を選択し、[作成]をクリックすると、サービスアカウントの秘密鍵のファイルが作成されパソコンに保存されます。

※秘密鍵のファイルは、新しい秘密鍵を作成したときのみ保存することができます。
この秘密鍵を紛失すると、再取得することはできませんのでご注意ください。
紛失した場合は、再度新しい秘密鍵を作成してください。(編集時には再作成されません)

取得:サービスアカウントの秘密鍵ファイル

確認事項

正しく取得されているか確認の上、次の手順に進みましょう

★1 手順10で作成されたサービスアカウントのメールアドレスを控えているか確認しましょう。

★2 手順12で作成したサービスアカウントの秘密鍵がデスクトップのローカルなどに正しく保存されているか確認しましょう。

2-2.GoogleSearchConsoleの設定
(GoogleSearchConsole・Google Cloud Platformでの設定)

1.コントロールパネルの[設定] → [SEO対策] → [サイトをGoogleに登録]をクリックします。

2.Google Search Console(https://search.google.com/search-console/)にアクセスし、Googleアカウントでログインします。

3.Google Search Consoleのサイトにて、[プロパティを追加]ボタンをクリックし、

“プロパティタイプの選択”で「URLプレフィックス」を選択し、入力ボックスにGoogle Search Consoleと連携させたいサイトのURLを入力後に[続行]ボタンをクリックします。

4.Google Search ConsoleのログインアカウントがGoogle AnalyticsでGA4を設定したアカウントと同じアカウントの場合はGoogle Analyticsで所有権が自動確認されます。

所有権が自動確認されなかった場合

下記のGoogleSearchConsoleの設定を行ってください。

(1)次に表示される“所有者の確認”で、「その他の確認方法」の[HTMLタグ]の箇所をクリックし、表示されたメタタグ( <meta name=" ~ " content=" ~ " />)をコピーします。

(2)Google Search Consoleの画面はそのままにCMSの編集画面に戻り、“Google Search Consoleダイアログ”の《メタ タグ》に、先ほどコピーしたメタタグをペーストして、その他の項目を設定します。

(3)[OK]ボタンをクリックしてダイアログを閉じ、サイトの[サイト公開]を行います。

(4)もう一度Google Search Consoleの画面に戻り[HTMLタグ]の[確認]ボタンをクリックし、所有権が確認されればGoogleSearchConsoleとの連携は完了です。

5.Google Search Consoleの画面は消さずに、Google Cloud Platform(https://console.cloud.google.com/)に戻ります。

6.Google Cloud Platformが表示されますので、[プロジェクトの選択]をクリックして、 【2-1.サービスアカウントと秘密鍵ファイルの作成】で作成したプロジェクトを選択し、ナビゲーションメニューの[APIとサービス] → [ライブラリ]を選択します。

7.APIライブラリ画面が表示されたら検索フォームに「Search Console」を入力し、『Google Search Console API』をクリック後、次のページで[有効にする]をクリックします。

8.Google Search Consoleの画面に戻り、メインメニューの[設定]をクリックし、設定画面の「全般設定」の[ユーザーと権限]をクリックします。

9.ユーザーと権限画面の[ユーザーを追加]をクリックし、「ユーザーを追加」の「メールアドレス」に、【2-1.サービスアカウントと秘密鍵ファイルの作成】で作成したサービスアカウントのメールアドレスを入力し、権限は「オーナー」を選択し、ユーザーを追加します。

10.ユーザーと権限画面の「ユーザー」に追加したサービスアカウントが表示されたらGoogleSearchConsoleとGoogle Cloud Platformの連携設定は完了です。

2-3.GA4 ユーザーの追加・プロパティIDの取得
(Google Analyticsでの操作)

1.Google Analyticsの管理画面に戻り、アカウントの[アカウントのアクセス管理]をクリックします。

次に、「+」をクリックし「ユーザーを追加」を選択します。

アカウントの管理画面

アカウントのアクセス管理 ユーザーを追加

2.役割とデータ制限の追加画面で「メールアドレス」に【2-1.サービスアカウントと秘密鍵ファイルの作成】で作成したサービスアカウントの「メール」を入力し、[追加]をクリックします。

3.プロパティ設定を選択し、プロパティ詳細に表示される「プロパティ ID」をコピーして控えておきます。

取得:GA4のプロパティID

プロパティ設定

プロパティ設定 確認画面

4.プロパティの下にあるサービスとのリンクの[Search Console リンク]をクリックし、Search Consoleのリンク画面の[リンク]をクリックします。

Search Console リンク

Search Console リンク設定画面

5.Search Consoleとのリンクを作成する画面の「リンクの設定」で、「(1)Search Consoleプロパティを選択」の「アカウントを選択」をクリックします。

6.管理するプロパティにリンク画面で該当のプロパティ名のチェックボックスを選択し、右上の[確認]をクリックします。

7.Search Consoleとのリンクを作成する画面に戻り、「(1)Search Console プロパティ選択」の[次へ]をクリックし、「(2)ウェブストリームを選択する」の[選択]をクリックします。

8.データストリームを選択画面で該当のデータストリームを選択(マウスを置くと「選択」リンクが表示されます)します。

9.Search Consoleとのリンクを作成する画面に戻り、「(2)ウェブストリームを選択する」の[次へ]をクリックし、「(3)確認して送信する」の内容を確認して[送信]をクリックします。

10.「結果」に「リンク作成済み」と表示されていることを確認し、Search Consoleとのリンクを作成する画面を閉じると、Search Consoleのリンク画面に作成したリンクの情報が表示されます。

11.Google Analyticsのデータ収集についてはデフォルトではGoogleシグナルが設定されていません。

Googleシグナルを設定して標準で取得できるデータ以上のデータを収集できるようにしましょう。

Googleシグナルの設定について

Googleシグナルを設定することでGoogleアナリティクスでサイトやアプリから収集した訪問情報と、ログインユーザーのアカウントのGoogle情報が関連付けられ、トラフィックに関するデータ収集も可能になります。
また、クロスデバイスのオーディエンスやインサイトなどの追加機能が使えるようになるため設定しておきましょう。

12.Google Analyticsのイベントデータ保持設定を「14か月」に変更しましょう。

ユーザーデータとイベントデータの保持設定について

ユーザーデータとイベントデータの保持はデフォルトでは「2か月」が設定されています。
最長の「14か月」に変更する場合は、プロパティのデータ設定の[データ保持]を選択し、ユーザーデータとイベントデータの保持の「イベントデータの保持」を「14か月」に変更して[保存]をクリックしてください。

また、新しいアクティビティのユーザーデータのリセットはデフォルトではオンになっていますが、オンになっている場合は、特定のユーザーからの新しいイベントが発生するたびにユーザー識別子の保持期間がリセットされます。そのため、ユーザーが新しいアクティビティを行ってもユーザー識別子の保持期間をリセットしたくない場合には設定をオフに変更しましょう。

3.CMS連携の設定方法

連携に必要な情報は2つです。

上記設定手順で取得した情報を使って連携設定を行うため、情報が揃っているか確認しましょう。

連携に必要な情報

1.コントロールパネルの[設定] → [SEO対策] → [アクセス解析の設定]をクリックすると、“Google Analyticsダイアログ”が表示されます。

2.【GA4連携設定】タブをクリックし、《資格情報ファイル》の[ファイルを選択]をクリックし、「秘密鍵のファイル」を登録します。

3.次に、ダイアログの《GA4プロパティID》にGA4プロパティの「プロパティID」を入力し、《アクセス解析確認の表示切替》の「GA4プロパティに切り替える」にチェックを入れて[OK]ボタンを押して完了です。

4.アクセス解析の確認

コントロールパネルの[設定] → [SEO対策] → [アクセス解析を確認]をクリックして正しく表示されているか確認しましょう。

※GA4のトラッキングコードを挿入してすぐはアクセス解析画面では確認できないため日にちをあけて確認してください。

まとめ

今回はant2 CMSでのGA4の設定・連携方法についてご紹介しました。

Google AnalyticsとGoogleSearchConsoleのリンク設定について

GoogleSearchConsoleの設定がGA4の設定になぜ必要なのか疑問に思われた方もいるかもしれません。
その理由として、従来のUAのアクセス解析では検索キーワードを自動で取得できていましたが、GA4の計測では自動取得ができません。

そのため、Google AnalyticsとGoogleSearchConsoleのリンク設定を行う必要があります。
リンク設定を行うことで、Google Analytics側での検索キーワードの確認、ant2 CMSでの検索キーワードの表示が可能となりますのでもしまだGoogleSearchConsoleとの連携を行っていない場合は設定を行うことをお勧めします。

GA4とUAの並行計測について

UAを設定している場合でもGA4の設定は並行して行うことができます。
UAしか設定していないといった場合にも、今回ご紹介した設定手順で設定が可能となりますので是非、この機会に設定をしてみてください!

繰り返しになりますが、UAの計測期間は【2023年7月1日まで】です!
早めにGA4の設定を行い、データが収集できないといった事態を招かないようにしましょう。
※ant2 CMSアクセス解析画面でのUA⇔GA4の表示切替は[GA4連携設定]の切替のチェックボックスにチェックをいれることでいつでも切替ができます。

2023.04.12

Google AnalyticsでのGA4の設定方法について

こんにちは。

アントアントのメルマガ担当です。

いつもメールマガジン「ここだけは知っておきたい編」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回はGA4(Google アナリティクス4プロパティ)のGoogle Analyticsでの設定方法についてご紹介します。

GA4(Google アナリティクス4プロパティ)とは

もともとGA4がリリースされる前には、2019年にGoogleアナリティクスfor Firebaseの仕組みを土台としたGA4のベータ版の「アプリ+ウェブプロパティ」がGoogleより提供されていましたが、2020年10月にベータ版から新しい名称にかわり、機能もアップデートされ「GA4(Google アナリティクス4プロパティ)」としてリリースされました。

従来のUA(ユニバーサルアナリティクス)について

GA4のリリースに伴い、UAは2023年7月1日に廃止となることが発表されています。

そのため、現在UAを設定しており、GA4を未導入の場合は7月1日以降は測定ができなくなるためできるだけ早くのGA4移行を行う必要があります。
UAとGA4では、計測方法や計測できるデータが異なり、GA4ではより詳しいアクセス解析を行うことができます。

 GA4とUAの違いについてはこちらをご覧ください。『Google Analytics GA4について』

GA4の導入時期は?

結論からいうと、移行しておくべき期限は【2023年7月1日まで】です。

前述したように、7月1日以降はUAでは計測できなくなります。

そのため、UAを設定済みでGA4の設定が未完了の場合は、2023年7月1日までに設定ができていないとデータがない空白の期間ができてしまうことになります。
もし、UAとGA4の測定数値を比較したいといった場合には、【今すぐに】設定しましょう。

UAは7月1日に計測自体はされなくなりますが、蓄積されたデータは計測停止後少なくとも6ヶ月間は閲覧が可能と発表されています。
そのため、UAとGA4で一定期間計測した場合にどれくらい数値の差があるのかを確認、比較したい場合にはできるだけ早く設定をすることをお勧めします。

GA4の導入メリット

  • クロスデバイス・クロスプラットフォームによる計測ができる
    ユーザーがデバイスやプラットフォームに関わらず、どう行動したのかを確認できるようになります
  • 機械学習モデルを搭載した予測分析ができる
    収集したデータを元に、離脱や購入の可能性、予測収益といった予測指標を使用することができます
  • プライバシーを重視したデータ収集することができる
    GA4ではデータ規制に準拠した仕様になっているため、今後もプライバシーに関するデータ規制に対応した収集が可能となっています
    ※UAは半永久的にデータの保持が可能でしたが、GA4ではユーザーのデータの保持期間が最大14ヶ月と限定されています

導入することで様々なデータを収集することができるため、まだGA4を設定していない、UAのみ設定していたという方は是非、今回のメルマガを参考に設定をしてみてください。

GA4の設定の前に…

ant2 CMSでのアクセス解析の確認画面についてご紹介します。
ant2 CMSでは、GA4で収集したデータをGoogle Analyticsの管理画面を開かず、CMS上で確認することができます。

【アクセス解析 確認画面】

アクセス解析確認画面では、ページビューは勿論、Google Analyticsで確認できるデータを簡易的に確認することができます。
CMSの編集画面で確認ができるため、わざわざGoogle Analyticsでの確認が不要となり、サイト運用者も簡単に確認することができます。

ant2 CMSのアクセス解析で確認できる項目
  • グラフアイコン(ページビュー/ユーザー数/訪問数/このページのページビュー/このページのユーザー数/直帰率)
      ※グラフアイコンをクリックするとグラフの表示が切替わります
  • 男女比/年代別/デバイス別グラフ
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GA4の設定方法

お待たせいたしました。

それでは、GA4の設定を確認していきましょう。
今回は、GA4を一から新規作成する場合とUAを設定済みの場合の作成方法の2つの設定方法をご紹介します。

UAの設定がなく新しくアカウントを作成する場合

1.Google Analytics(https://analytics.google.com/analytics/web/)にアクセスし、Google Analyticsを使用するGoogleアカウントでログインします。

2.ナビゲーションメニューの左下の[管理]をクリックし[+アカウントを作成]をクリックします。

3.アカウントの設定に任意の「アカウント名」を入力し[次へ]をクリックします。

4.プロパティ設定の「プロパティ名」に任意のプロパティ名を入力し、「レポートのタイムゾーン(日本)」「通貨(日本円)」を設定して[次へ]をクリックします。

5.ビジネスの概要の「業種」「ビジネスの規模」「利用目的」を選択して[作成]をクリックします。

6.Google アナリティクス利用規約の「国名(日本)」を選択し、表示される利用規約およびGDPRのデータ処理規約を確認して[同意する]をクリックします。

7.プロパティの「データストリーム」のプラットフォームの選択から「ウェブ」をクリックし、ウェブストリームの設定に「ウェブサイトの URL」と一意となる「ストリーム名」を入力します。
「拡張計測機能」が有効になっていることを確認し、[ストリームを作成]をクリックします。

8.ウェブストリームの詳細画面の[Googleタグ] → [タグ設定を行う]を選択します。

9.Googleタグ画面の【管理】タブを選択し、[Googleタグの管理] → [このGoogleタグを設定]を選択します。

10.実装手順画面の「Google タグを設置する」の【手動でインストールする】タブを選択し、表示されるGoogleタグをコピーします。

取得したGoogleタグをトラッキングコードとしてサイトに挿入して設定完了です。

UAの設定が既に作成されている場合

1.Google Analytics(https://analytics.google.com/analytics/web/)にアクセスし、Google Analyticsを使用するGoogleアカウントでログインします。

2.ナビゲーションメニューの左下の[管理]をクリックし[GA4設定アシスタント]をクリックします。

3.[GA4設定アシスタント]から新しいGoogleアナリティクス4プロパティを作成するの項目の[はじめに]をクリックします。

4.新しいGoogleアナリティクス4プロパティの作成に関する事項が表示されるので[作成して続行]をクリックします。

5.Googleタグが表示されますのでコピーします。

取得したGoogleタグをトラッキングコードとしてサイトに挿入して設定完了です。

以上でGA4の新規作成・UAからの移行設定は完了です。

★データ収集・データ保持の設定★

【データ収集 Googleシグナルのデータ収集】

【データ保持 ユーザーデータとイベントの保持】

データ収集・データ保持の期間の設定は必要に応じてGoogle Analyticsの管理画面の[データ設定]より設定を変更してください。

※Googleシグナルのデータ収集を設定することで、Googleアナリティクスでサイトやアプリから収集した訪問情報と、ログインユーザーのアカウントのGoogle情報が関連付けられ、トラフィックに関するデータ収集も可能になります。また、クロスデバイスのオーディエンスやインサイトなどの追加機能が使えるようになるため設定しておきましょう。

※ユーザーデータとイベントデータの保持については、デフォルトではデータの保持期間は2ヶ月となっているため、長期間のデータの保持に変更したい場合は14か月に変更しましょう。
※新しいアクティビティのユーザーデータのリセットはデフォルトではオンになっていますが、オンになっている場合は、特定のユーザーからの新しいイベントが発生するたびにユーザー識別子の保持期間がリセットされます。そのため、ユーザーが新しいアクティビティを行ってもユーザー識別子の保持期間をリセットしたくない場合には設定をオフに変更しましょう。

まとめ

今回はGA4(Google アナリティクス4プロパティ)のGoogle Analyticsでの設定方法についてご紹介しました。

繰り返しとなりますが、Google Analyticsを使用してのアクセス解析をしたい場合にはGA4の導入は必須となります。
まだGA4の設定をしていない方は是非今回のメルマガを参考に設定を行ってみてください。

次回はant2 CMSでのGoogle Analyticsの設定・連携方法についてご紹介します。