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ant2マガジン

2020年07月

2020.07.22

コンテンツパーツの新機能

こんにちは。
アントアントのメルマガ担当です。

いつもメールマガジン「ここだけは知っておきたい編」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回はコンテンツパーツの新たな機能についてご紹介します。

★コンテンツパーツとは

ant2では多彩なコンテンツパーツを使って自由にページの内容を作成することが可能です。
コンテンツパーツは「見出し」「画像」「表組み」などに分けられ、使いたいパーツをクリックするだけでページに配置することができます。

★コンテンツパーツのバリエーション設定とは

新しく追加されたアイコンで【バリエーション】と表示されているコンテンツパーツで

バリエーション設定・選択を行うことができるようになりました。

実際にバリエーションを設定・選択をして挿入したコンテンツパーツ例

※《画像2列》のパーツを使用した場合

上へスライド
下へスライド
左へスライド
右へスライド

★パーツ設定とは

コンテンツパーツのパーツ設定機能を追加しました。

1.パーツ設定方法
設定したいコンテンツパーツの上で右クリック、[パーツ設定]ボタンから設定。

2.パーツ設定画面
パーツ設定ではバリエーション選択・端末ごとの表示設定・余白の設定・背景の設定を行うことができます。

※バリエーション選択ができないコンテンツパーツがありますので注意してください。

バリエーションの設定が可能なパーツ設定ダイアログ

バリエーションの設定ができないパーツ設定ダイアログ

端末ごとの表示

PC及びモバイル端末からサイトを閲覧した際に、該当コンテンツパーツを表示させるかどうかを設定することができます。

例:PC表示を表示する、モバイル表示を表示しないに設定した場合(画像2列のパーツ)

※実際にウインドウの幅を縮めてご確認いただけます。

余白の設定方法

☆余白とは
マージンパディングといった余白を簡単に設定することができるようになりました。
余白を設定することでコンテンツパーツとコンテンツパーツの幅を調整することができるようになります。

・マージン:要素の外側の余白

・パディング:要素の内側の余白

背景画像の設定

サーバーブラウザーに保存した画像を背景に設定することができます。

実際に設定した際の見え方

使用した画像

パーツ全体を覆う背景画像にする

この上でダブルクリック - テキストの編集

この上でマウスを長押し - パーツの追加・変更・削除・移動

画像全体を表示する(右下)

この上でダブルクリック - テキストの編集

この上でマウスを長押し - パーツの追加・変更・削除・移動

画像全体を表示する(左下)

この上でダブルクリック - テキストの編集

この上でマウスを長押し - パーツの追加・変更・削除・移動

画像を全体にリピートする

この上でダブルクリック - テキストの編集

この上でマウスを長押し - パーツの追加・変更・削除・移動

上側に画像をリピートする

この上でダブルクリック - テキストの編集

この上でマウスを長押し - パーツの追加・変更・削除・移動

下側に画像をリピートする

この上でダブルクリック - テキストの編集

この上でマウスを長押し - パーツの追加・変更・削除・移動

以上のように、従来のコンテンツパーツに新機能を搭載し、深い知識がなくても動きのあるページを作成することが可能になりました。

次回はさらにバージョンUPし、使いやすくなった新コンテンツパーツについてお送り致します。

是非、この機会に簡単にパーツを配置して、動作をつけることができるant2をご検討ください。

2020.07.08

Google コアアルゴリズムについて‐コアアップデート‐(2)

E-A-Tとは

E-A-TとはExpertise、Authoritativeness、 Trustworthinessの頭文字をとった
Googleの【検索品質評価ガイドライン】で使用している用語で、Webサイトの評価基準の1つです。
このE-A-Tはコンテンツ・サイトの品質に大きく関わることから、重要な要素の1つとされており、E-A-Tの問題により、
アルゴリズムのアップデートの影響を受けるサイトもあります。Google公式ブログ

  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)
Expertise(専門性)

Googleはコンテンツ内容やサイト内容が専門性のあるサイトかどうか、コンテンツを作成した者が専門性がある人かどうか、
ユーザーの役に立つ情報として公開しているかどうかで評価しています。

Authoritativeness(権威性)

コンテンツ内容に間違いがないか、納得させられる内容になっているか、コンテンツ内容をみてユーザーがわかりやすいといえるWebサイトかどうかを評価します。

Trustworthiness(信頼性)

コンテンツ内容やWebサイトが信頼されるものかどうかを評価します。

過去のコアアップデート

ペンギンアップデート導入時期:2012年4月

パンダアップデート導入時期:2012年7月

ペンギンアップデートとは

2012年4月に導入されたコアアップデートの呼称で、検索順位を上げることだけを目的とし、抜け道のような方法で適切順位よりも順位を上げようとするGoogleの品質ガイドライン違反となるサイトを排除するために行われてるアップデートです。

”The change will decrease rankings for sites that we believe are violating Google’s existing quality guidelines.
We’ve always targeted webspam in our rankings, and this algorithm represents another improvement in our efforts to reduce webspam and promote high quality content.”
「 この変更により、Googleの既存の品質ガイドラインに違反していると思われるサイトのランキングが低下します。ランキングでは常にウェブスパムをターゲットにしており、このアルゴリズムは、ウェブスパムを減らして高品質のコンテンツを宣伝する取り組みのもう1つの改善を表しています。」

背景
かつては、検索エンジンを騙すようなブラックハットSEOを行うことでコンテンツ内容が薄くても
簡単に検索順位の結果を上げることができていました。
そのため、アフィリエイトのみを目的としたサイトが上位表示されることで、検索サービスの質を下げ、
ユーザーの目的とするサイトにたどり着けないとして、検索結果を健全・適切なものへ改善するために
Googleの品質ガイドライン違反となるサイトの評価を下げ、違反を行っていないサイトを結果的に評価を上げるようコアアップデートを行いました。

ペナルティ対象
ブラックハットSEOを行っているサイトの検索順位が下落したといわれています。
※ブラックハットSEO…検索エンジンの穴を突いてコンテンツの質の低いサイトの検索順位を不正な手を使って上昇させること。

主なブラックハット手法
対策

まずは上記のようなブラックハットSEOに気を付けてサイト作成を行う必要があり、その上で下記を対策する必要があります。

  • 被リンクチェック(不正な被リンク)
  • ユーザーにとって役立つコンテンツ内容にする

被リンクチェック方法

被リンクチェックツールとして、Google Search Consoleからチェックを行うことができます。

Search Consoleにログイン

Search Consoleにログインしていただくと以下のような画面が表示されます。

左メニュー内[リンク]をクリックします

右上の[外部リンクをエクスポート]>[その他のサンプルリンク]をクリック

ファイル形式を選択してデータのダウンロード、リストを確認しながらリンク元を選別し、
テキストファイル(.txt)にまとめる

  • 低品質な被リンクのみリストアップしてください
  • テキストファイルの文字コードは「UTF-8」または「7-bit ASCII」で保存

作成したファイルを「リンクの否認ツール」にアップロードします

1.リンクの否認ツールのページにアクセス[リンクの否認ページ]
2.被リンクをチェックしたウェブサイト選択し、[リンクの否認] をクリック

3.[ファイルを選択] をクリックし、作成したテキストファイルを選択、[送信]ボタンをクリックします

詳しくはこちらをご確認ください。Search Consoleヘルプ[バックリンクを否認する]

パンダアップデートとは

2011年2月に英語圏に導入、日本では2012年7月に導入されたコアアップデートの呼称で、
良質なコンテンツを含むサイトを評価するために行われているアップデートです。

”This update is designed to reduce rankings for low-quality sites?sites which are low-value add for users, copy content from other websites or sites that are just not very useful.
At the same time, it will provide better rankings for high-quality sites?sites with original content and information such as research, in-depth reports, thoughtful analysis and so on.”
「このアップデートは、低品質のサイト(ユーザーにとって付加価値の低いサイト)のランキングを下げるように設計されています。他のWebサイトまたはあまり役に立たないサイトからコンテンツをコピーします。
同時に、高品質のサイト、つまり調査、詳細なレポート、思慮深い分析など、独自のコンテンツと情報を含むサイトのランキングが向上します。」

Google公式ブログより

背景
かつては、品質の低いコンテンツ、またはオリジナルではなくコピーのコンテンツばかりが含まれるサイトが上位に表示されていました。
そのため、検索ユーザーが探している情報を見つけるまでに時間がかかり、ユーザーの満足度が低下してしまうとしてGoogleは低品質なコンテンツ内容を含むサイトの評価がさがるように、反対に良質なコンテンツを含むサイトを上位表示するようコアアップデートを行いました

ペナルティ対象
下記にあてはまるサイトの検索順位が
下落したといわれています。
対策
「検索ユーザーが何を求めているか、検索結果から良質なサイトをみつけやすくする、検索ユーザーのためにサイトを改善する」
そのために下記を対策する必要があります。
  • 高品質コンテンツを追加する
  • コンテンツを作りこむ(リライト)
  • 低品質コンテンツは削除またはnoindexで対応

ペンギンアップデートとパンダアップデートの違い

ペンギンアップデートとパンダアップデートはそれぞれ目的や評価基準が違うため、
各コアアップデートの影響を理解してWebサイト制作を行うことが重要となっています。

ペンギンアップデート Googleの品質ガイドラインに違反するサイトや人工的なリンクを評価しないアルゴリズム
パンダアップデート 低品質なコンテンツを評価しないアルゴリズム

ここまでお読みいただきありがとうございます。
以上のことから、
もし、今後Googleコアアップデートが行われた際に検索順位が下がらないようにしたい、特定のキーワードで検索順位をあげたいようであれば
過去のコアアップデート内容を参考に自社のサイトがE-A-Tに沿って作成されているかどうか、過去のアップデートのペナルティ対象行為を行っていないかどうかをチェック・対策をしてみるといいかもしれません。
また、弊社サービスのオプションのSEO極ではこれらの対策を簡単に行っていただくことが可能となっておりますので
是非、この機会にSEO対策をご検討ください。
弊社オプションSEOサービス、SEO極について詳しくはこちらをご確認ください。
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