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2023年01月

2023.01.25

オンラインショップの決済システムの接続方式について

こんにちは。
アントアントのメルマガ担当です。

いつもメールマガジン「ここだけは知っておきたい編」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

オンラインショップを構築・経営する際、決済方法の1つとして欠かせない『クレジットカード決済』
クレジットカード決済を行うためには『決済代行サービス』を利用される企業がほとんどかと思います。

決済代行サービスを利用する場合、決済代行サービスによってユーザーと決済機関との接続方式が異なります。
今回は、主な接続方式はユーザーと決済機関との間でどのようにして決済処理が行われるのか、どの接続方式がどういった場合におすすめなのかについてご紹介します。

決済代行サービスとは

クレジットカード決済やコンビニ決済などの様々な決済方法の提供や手続き、処理を代行してもらうことができるサービスのことを『決済代行サービス』といいます。
簡単にいうと、決済サービス提供業者と決済サービス導入を考えている企業(店舗)との間に入り、決済サービスを一括で導入することができるサービスです。

主な接続方式

クレジットカードの決済システムの接続方式は様々ですが、今回はよく利用されている下記の4種類の接続方式をご紹介します。

主な接続方式は4種類!
接続方式 接続・決済処理方法
リンク型(画面遷移型) 決済代行会社の決済画面に遷移し、
遷移先の決済ページから決済処理を行う
API型(データ伝送型) 事業者がSSL対応のサーバーを構築し、
クレジットカード情報を決済代行会社へ送信することで決済処理を行う
トークン型 クレジットカード情報入力画面にJavaScriptプログラムを組み込み、
クレジットカード情報を元にトークン(別の文字列)に置き換えて決済処理を行う
メールリンク型 商品購入後、決済代行会社から提供される決済URLを事業者から
ユーザーに案内することで決済代行会社の決済フォーム内で決済処理を行う
各接続方式の特徴
接続方式 特徴
リンク型
(画面遷移型)
  • リンクで遷移させるためシステム負荷がかからない
  • クレジットカード情報を自社や事業者が保持しないのでクレジットカード情報の情報漏洩リスクを低減させることができる
  • ユーザーが遷移先で決済をせずに画面を閉じてしまう場合がある
API型
(データ伝送型)
  • サイト内で購入から決済までを完結することができる
  • 画面遷移が少ないためユーザービリティが高いとされている
トークン型
  • トークンを利用して決済を行うためクレジットカード情報を自社や事業者が保持しないのでクレジットカード情報の情報漏洩リスクを低減させることができる
メールリンク型
  • メールリンクで決済フォームを案内するためシステム負荷がかからない
  • クレジットカード情報を自社や事業者が保持しないのでクレジットカード情報の情報漏洩リスクを低減させることができる
  • ユーザーがメールリンクから決済を行わない場合がある

決済システムの接続方式を選ぶポイント

オンラインショップのクレジットカード決済は、様々な観点から検討する必要があります。

特に、利用できる決済方法やクレジットカードの審査が早い、手数料やその他金額が検討ポイントとなるかと思いますので、
どのポイントを優先するかどうか、どういったかたちで決済を行いたいのかを想定した上で、接続方式を選択することが大切です。

ant2 CMSで利用できるクレジットカード決済代行会社と接続方式

決済代行会社 接続方式 利用できるクレジットカードの種類
ルミーズ リンク型 Visa/Master/JCB/Amex/Diners/Discover/その他
PayPal API型 Visa/Master/JCB/Amex/Discover/その他
クロネコwebコレクト リンク型 Visa/Master/JCB/Amex/Diners/AMEX/その他
API型
GMOペイメントゲートウェイ
PGマルチペイメントサービス
プロトコルタイプ Visa/Master/JCB/Amex/Diners/その他
イプシロン リンク型 Visa/Master/JCB/Amex/Diners/その他
Stripe API型 Visa/Master/JCB/Amex/Diners/Discover/ApplePay/GooglePay/その他
Square API型 Visa/Master/JCB/Amex/Diners/Discover/その他

ant2 CMSで利用できるクレジットカード決済代行会社の各種料金

ご利用になるサービス内容やオプションサービスにより各料金は異なりますので、

必ずご利用の際には各社サービスサイトをご確認いただき、詳細につきましては各社へお問い合わせいただきますようお願いいたします。

決済代行会社

初期費用 月額費用 決済手数料 決済処理料
ルミーズ 契約サービス毎に異なる
PayPal 0円 2.9% + 40円 国または地域によって異なる
クロネコwebコレクト 0円 5.50% 0円
GMOペイメントゲートウェイ
PGマルチペイメントサービス
契約サービス毎に異なる
イプシロン 0円
★月額最低手数料あり
3.6~5.5% 0円
Stripe 0円 一律3.6% 0円
Square 0円 3.25%(自動継続課金は3.75%・JCBは3.95%) 0円

※2023年1月確認時点
※月額最低手数料について
売上げに対する決済手数料によって月額最低手数料が発生する場合がありますのでご注意ください。

今回はオンラインショップの決済システムの接続方式についてご紹介しました。

選択が難しいと思われがちな接続方式ですが、検討ポイントを確認してみると自ずと使用したい接続方式が絞られるのではないでしょうか。

また、月間の売上件数や1件あたりの売上金額によって、決済手数料および決済処理料は異なります。
売上件数や売上金額によっては、初期費用が必要でも決済手数料や決済処理料が安価な方が良い場合がありますので、
まずは、各社サービス内容の確認の上、詳細は各社へお問い合わせ、1ヶ月の概算コストを算出して決済代行会社および利用するプランを検討することをおすすめします。

2023.01.18

CMSの種類とメリット・デメリット

こんにちは。
アントアントのメルマガ担当です。

いつもメールマガジン「ここだけは知っておきたい編」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回はよくご質問いただくCMSの種類と各CMSのメリット・デメリットをお伝えします。
自社サイトや他社のサイト制作にCMSを導入する際の参考にしていただければと思います。

CMSとは

専門的な知識がなくても簡単にWebサイトの制作・サイトの運用を行うことができるツールのことを
「CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)」といいます。

CMSは主に3種類あり、それぞれメリットとデメリットがあります。

  • オープンソース型CMS
    オープンソース型はCMS、プログラムのソースコードが公開されており、
    誰でも無料で使用することができる「WordPress」をはじめとしたCMSのことを指します。
  • パッケージ型CMS
    パッケージ型CMSは、ベンダーが開発したCMSを自社サーバーにインストールするタイプのCMSのことを指します。
  • クラウド型CMS
    クラウド型CMSは、ベンダー開発したCMSを自社でサーバーを用意することなくWebブラウザ上で利用できるCMSのことを指します。

それぞれのCMSのメリットとデメリットを確認してみましょう。

オープンソース型のCMSを利用するメリット・デメリット

メリット
  • 無料で使用できるためWebサイト制作費を低コストに抑えることができる
  • 使用する人が多く、拡張機能などのプラグインも多い
  • 誰でも無料で使用できるため使用方法などの情報が多い

デメリット

  • ソースコードが公開されていることから脆弱性を突かれやすいためセキュリティ面が心配な場合が多い
  • 海外のCMSが多く、サポート対応がない場合がある
  • 複数のWebサイトを制作する場合は管理が大変になる場合がある

パッケージ型CMSを利用するメリット・デメリット

メリット
  • 購入後のサポートを行ってもらえる
  • 売り切りなので今後の費用がかからない

デメリット

  • 初期費用が高くつく
  • バージョンアップや新しい機能がリリースされても利用できない場合がある

クラウド型CMSを利用するメリット・デメリット

メリット

  • サーバーをインストールする必要がなく、サーバー監視などが不要
  • 導入コストを抑え、短期間で導入することができる
  • 利用料が月額または従量課金制が多いためランニングコストを安くすることができる
  • バージョンアップや機能追加はベンダー側が行ってくれるため作業不要
  • デザインテンプレートを用意している場合が多く、一からデザインを作成しなくてもいい場合が多い

デメリット

  • カスタマイズ範囲の制約がある場合がある
  • デザインの制約がある場合がある

どのタイプのCMSを利用したらいい?

3種類のCMSのメリット・デメリットを紹介いたしましたが、
じゃあどのタイプのCMSを導入したらいいの?という疑問が出てくるかと思います。

結論
導入コストや運用コストの予算やどういったWebサイトを制作したいのか、
運用はどのように行っていきたいのか、利用したいCMSの操作性や機能によってかわります

そのため、CMSを利用してWeb制作を行う場合は、どういったサイトが制作できるのか、運用をどうしたいのか、
操作が簡単に行えるかを思い浮かべたうえでCMSを選択するといいでしょう。

ant2 CMSを利用したWebサイト制作

メリット

  • ant2 CMSはクラウド型CMSなのでサーバーのインストール必要なし
  • 初期費用・導入コストが抑えられる
  • 毎月新デザインをリリース!サイトのカラーも変更可能!
  • 新機能リリースやバージョンアップが多く、常に最新!
  • 国産CMSなのでサポート体制が整っている
  • 使い方がわからない場合はマニュアルサイトや動画で解決!

操作性のおすすめポイント

1.ant2 CMSは実際の公開画面と編集画面がほとんど変わらず操作ができます。

公開画面

編集画面

2.ダイレクト編集で簡単にテキスト編集、画像変更ができます。

ダイレクト編集モード(テキスト編集)
ダイレクト編集モード(画像変更)

3.デザインの選択、変更もインストールして保存するだけ!

4.サイトカラーの変更はテーマカラーから探したり、細かく設定することもできます。

さらに!ant2 OEMサービスを利用したWeb制作では…

  • 制作した複数のサイトを一括管理できる
  • 無料サイトを簡単に作成できる
  • ドメイン移管などの申請なども管理ツールから簡単に行える
  • ストック型ビジネスのため安定した収益を目指せる

一番のおすすめポイントは…

ご紹介したant2 CMSを自社ブランドとして販売でき、販売プランを自由に設定できることです!

CMS導入をお考えの方は是非、ご検討ください。
ant2 OEMサービスの機能や初期費用など詳しい紹介についてはこちらをご確認ください。

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