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2022年06月

2022.06.22

小規模事業者持続化補助金について

こんにちは。
アントアントのメルマガ担当です。

いつもメールマガジン「ここだけは知っておきたい編」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は「小規模事業者持続化補助金について」ご紹介します。

1.小規模事業者持続化補助金とは

小規模事業者が自社の経営を見直し、自らが持続的な経営に向けた経営計画を作成した上で行う販路開拓や生産性向上の取組を支援する制度のことを指します。「持続化補助金」とも呼ばれています。

Webサイト制作に小規模事業者持続化補助金は利用できるの?

小規模事業者持続化補助金をWebサイト制作費用で利用する場合、『ウェブサイト関連費』として申請が可能です。

しかし、『ウェブサイト関連費』のみでは申請ができないため他の補助対象となる費用と併せて申請するなどの施策が必要となります。

他の補助対象費用については下記の詳細をご確認ください。

小規模事業者持続化補助金の申請方法について

管轄によって申請すべき事務局・提出資料が異なるため事業所が異なります。

申請窓口

■商工会の管轄事業を営んでいる小規模事業者の方→商工会連合会 地方事務局

■商工会議所の管轄事業を営んでいる小規模事業者の方→ 日本商工会議所

申請方法

申請方法は郵送と電子申請があります。持参は不可とされているのでご注意ください。

商工会地区 日本商工会議所地区
郵送 所在地ごとに郵送先が異なります。
都道府県商工会連合会 地方事務局一覧をご確認ください。
〒151-8799 代々木郵便局留め
【一般型】商工会議所地区 小規模事業者持続化補助金事務局
電子申請 電子申請の場合は補助金申請システムJグランツを利用しての申請となります
※Jグランツを利用するためには「GビズIDプライムアカウント」が必要になりますのでご注意ください。

2.《令和4年度》小規模事業者持続化補助金の募集要項

2-1.補助対象者

下記に該当する法人・個人事業・特定非営利活動法人が対象となります。

1.小規模事業者であること

商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) 常時使用する従業員の数 5人以下
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 常時使用する従業員の数 20人以下
製造業その他 常時使用する従業員の数 20人以下

2.次の要件をすべて満たすこと

① 資本金又は出資金が5億円以上の法人に直接又は間接に100%株式保有されていないこと(法人のみ)

② 直近過去3年分の各年又は各事業年度の課税所得の年平均額が15億円を超えていないこと

③ 本補助金の受付締切日の前10か月以内に、持続化補助金(一般型、低感染リスク型ビジネス枠)で採択されていないこと

補助対象にならない場合
一般社団法人や医療法人などは対象外となります。

2-2.補助対象事業

補助対象となる事業は次の①から③をすべて満たす事業である必要があります。

①「経営計画」に基づいて実施する、販路開拓等のための取り組みであること

 または、開拓等の取組とあわせて行う業務効率化(生産性向上)のための取組であること

②商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組む事業であること

③次の事業に該当しないこと。

  • 国が助成している他の制度と重複する事業
    ※他の補助金を受給または受給予定の場合は双方の補助金事務局に確認が必要です
  • おおむね1年以内に売上げが見込めない事業
  • 事業内容が射幸心をそそるおそれや、公の秩序もしくは善良の風俗を害することとなるおそれ、公的な支援を行うことが適当でないと認められる事業
    (例)パチンコ店・ゲームセンター・麻雀店など

★注意点★

複数の事業者で共同申請を行う場合は上記の①から③に加えて次の④の要件を満たす事業である必要があります。

※共同申請は「通常枠」のみの申請となります

④連携する全ての小規模事業者等が関与する事業であること

2-3.補助対象経費

小規模事業者持続化補助金の補助対象となる経費の中で、Webサイトの制作費用は『③ウェブサイト関連費』に分類されます。

ただし、『ウェブサイト関連費』のみの申請はできないため、
Webサイト制作以外に『②広報費』『④展示会出展費』と併せて申請するなどの施策が必要となります。
また、Webサイト制作費に支給される補助金額は補助上限の1/4になるためご注意ください。

Subsidy target

2-4.補助限度額・補助率

令和元年度の補正予算より継続している『通常枠』に加えて、令和3年度の補正予算では以下の『特別枠』が新設されました。

対象 補助上限額 補助率
通常枠 販路開拓・事業拡大に取り組む事業者 50万円 2/3
特別枠(新設) 対象 補助上限 補助率
成長・分配強化枠 賃金引き上げ枠
・事業場内最低賃金を地域別最低賃金より+30円以上
(既に達成済みの場合は、現在支給している、事業場内最低賃金より+30円以上)とした事業者
・業績が赤字の申請事業者は補助率が3/4へ引き上げ、優先採択されます
200万円
2/3
※赤字事業者は3/4
卒業枠 常時使用する従業員を増やし、小規模事業者の従業員数を超えて規模を拡大する事業者 2/3
新陳代謝枠 後継者支援枠
将来的に事業承継を行う予定があり、新たな取組を行う後継者候補としてアトツギ甲子園のファイナリストになった事業者
※アトツギ甲子園…新規事業アイデアを競い合う中小企業庁が開催するイベント
創業枠 産業競争力強化法に基づく認定市区町村や認定連携創業支援等事業者が実施した『特定創業支援等事業』による支援を過去3年の間に受け、かつ、過去3年の間に開業した事業者
インボイス枠 2021年9月30日から2023年9月30日の属する課税期間で一度でも免税事業者であった又は免税事業者であることが見込まれる事業者のうち、インボイス発行事業者に登録した事業者 100万円

★令和3年度と令和4年度の募集要項変更点

  • ウェブサイト関連の補助率が1/4へ
  • ウェブサイト関連費のみの申請が不可となりました

3.申請手続きの流れ

電子申請・または郵送で申請を行う必要があります。

申請前の準備!

申請フロー

01

応募時提出資料・様式集の作成

申請に必要な「応募時提出資料・様式集」を作成してください。

02

必要書類の作成

「経営計画書兼補助事業計画書」「補助事業計画書」(様式2・3)の写し、希望する枠や加点に関する書類を作成してください。

03

「事業支援計画書」の発行依頼

商工会議所・商工会に「事業支援計画書」(様式4)の発行依頼(事前予約が必要です)

※作成した「経営計画書」「補助事業計画書」(様式 2・3)の写しを 2 部ずつ、希望する枠や加点に関する書類を持参する必要があります。(申請書類を電子メールで送り、内容を確認する場合もあります)

「事業支援計画書」は即日発行できないため余裕をもってお申込みください。

※申請に関する相談も可能(ただし、申請書類を作成後の相談のみ

04

郵送申請または電子申請

必要な提出書類を揃えて補助金事務局まで郵送または電子申請で提出

郵送先・電子申請についてはこちら

申請後の流れ

 

STEP1

申請内容の審査

基礎審査/書面審査

 

STEP2

採択・交付決定

「交付決定通知書」が通知されます

 

STEP3

補助事業の実施

申請時に提出した補助事業計画に沿って事業を実施してください

 

STEP4

実績報告書の提出

補助事業終了後、その日から起算して30日を経過した日又は最終提出期限のいずれか早い日までに実施内容と経費内容を報告してください

 

STEP5

確定検査・補助金額の確定

支出ごとの証拠書類について事務局が審査・確認を行い、補助金額を確定します

 

STEP6

補助金の請求

精算払請求を補助金事務局に行ってください

 

STEP7

補助金の入金

補助金は後払いになります

 

STEP8

事業効果報告

補助事業の完了から1年後に「事業効果および賃金引上げ等状況報告」を提出する必要があります

  

4.申請受付スケジュール

申請に必要な商工会議所・商工会から発行される『事業支援計画書』の受付締切は申請受付締切よりも早く締め切られるためご注意ください。

申請受付等スケジュール

申請受付締切日 事業支援計画書交付
受付締切
事業実施期間 実績報告提出期限
第9回受付締切分 2022年9月中旬 2022年9月上旬 申請受付締切日確定後に決定
第10回受付締切分 2022年12月上旬 2022年12月上旬 申請受付締切日確定後に決定
第11回受付締切分 2023年2月下旬 2023年2月中旬 申請受付締切日確定後に決定

まとめ

今回はWebサイト制作に利用できる補助金『小規模事業者持続化補助金』についてご紹介しました。

先述したように『小規模事業者持続化補助金』ではWebサイト制作の費用は『ウェブサイト関連費』として申請が可能です。

ですが、『ウェブサイト関連費』のみでの申請ができないなどの要件があるため、その他の施策と併せて申請が必要となる補助金となります。

以前紹介した『IT導入補助金2022』とどちらが採択されやすいかなどを検討した上で、補助金のご利用をおすすめします。

ホームページ制作に使える補助金・IT導入補助金についてはこちらをご覧ください。

『ホームページ制作に使える補助金・IT導入補助金2022について』

2022.06.08

EFO(入力フォーム最適化)について

こんにちは。
アントアントのメルマガ担当です。

いつもメールマガジン「ここだけは知っておきたい編」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は「EFO(入力フォーム最適化)について」ご紹介します。

EFOとは

EFOEntry Form Optimisation)とは、入力フォーム最適化の略称で、お問い合わせフォームやお申込みフォームなどの入力フォームの内容をユーザーが入力しやすいように最適化することを指します。

EFOの重要性

多くのWebサイトではお問い合わせフォームやお申込みフォーム、資料請求フォームが設置されています。
しかし、フォームの入力途中でユーザーが離脱することは少なくありません。
サービスや商品に興味を持ってもらうことができたとしても、入力フォームで離脱されてはサービス・商品提供の機会を失うことになります。
そこで、なるべくユーザーが直感的かつスムーズに入力が行えるようにフォームを作成する必要があります。

入力フォームからの離脱原因

入力フォームからの離脱の原因としては下記があげられます。

設問項目が多い

Webサイトへ訪問し、情報入力を行うという行為はハードルが高い行為とされています。
その中で、設問項目が多数あるとユーザーは入力を行うことが面倒になり離脱する確率が高くなってしまいます。
多くの情報を得たいところですが、離脱率を防ぐためには入力必須項目をできるだけ絞り、必要最低限な情報だけを獲得できるフォームにする必要があります。

入力方法がわかりにくい

設問の回答方法によっては回答自体が煩わしいと思ってしまうこともあります。
全てをテキスト入力にするのではなく、ユーザーが回答しやすい形式の回答方法にする必要があります。

フォームのデザイン・レイアウトに問題がある

複数ページにわたっての入力が必要な場合やバナー画像やリンクなど別ページへ遷移してしまうフォームは、ページの読み込みによっては再入力が必要となる場合や入力を行う前に別ページへ遷移してしまい、入力を行わず離脱してしまう可能性が高くなります。

エラー表示がわかりにくい

フォームに入力された内容に不備がある場合、入力エラーの表示がでるフォームがほとんどです。
しかし、エラーがどの設問で起こっているのか、正しく入力するにはどうすれば良いかなどのエラーの表示内容によってストレスに感じてしまうことがあります。

セキュリティに問題・不安がある

ほとんどの場合、入力フォームには個人情報または企業情報を入力することが多いかと思います。
しかし、近年では個人情報流出などの問題が多く発生しています。
セキュリティ・スパム対策がされていない場合や個人情報の取り扱いの記載がない場合はユーザーの不安に繋がるため対策する必要があります。

EFO対策には是非ant2 CMSのメールフォームをご活用ください!

ant2 CMSのメールフォームについて

1.簡単!設問追加

1-1.設問追加について

設問の追加は設定ダイアログまたはメールフォームページから簡単に追加することができます。

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1-2.設問の回答形式

ant2 CMSで設定できる回答形式は13種類ご用意しています。
各設問に適した回答形式を設定していただくことが可能です。

入力アシストについて

《回答形式を住所に設定した場合》

回答形式を住所に設定した場合には、郵便番号を入力することで住所が自動で入力されるためスムーズに入力ができます。

《回答形式を日付に設定した場合》

回答形式を日付に設定した場合には、カレンダーアイコンから日付を選択することが可能となります。

1-3.訪問ユーザーのための説明文・注釈・プレースホルダー

設問には説明文・注釈・プレースホルダーを設定することができます。
※プレースホルダー:入力枠内に表示される説明やヒントなどのテキスト

【設問設定ダイアログ】


【実際の公開画面】

mail form05
★編集ユーザーのための編集アシスト機能★

編集アシスト機能の設定を有効にすることでどこに説明文を入力できるかなどが一目瞭然! 【編集アシスト機能について詳しくはこちら

【編集アシスト機能設定画面】

【編集アシスト機能を有効にしたサイト編集画面】

mail form06

※ダミーテキストは公開画面には表示されません。編集画面でのみ表示されます。

2.必須項目と入力チェック

設問には勿論必須項目の設定が可能!
さらに電話番号やメールアドレスなどの入力チェックの設定ができます。

【必須項目と入力チェックのエラー表示】

入力に不備があった場合はこのように表示されます。
入力チェックの内容もエラー表示として表示されるためわかりやすくなっています。

3.フォームのスパム・不正送信対策「reCAPTCHA」と「連続送信制限」

reCAPTCHA:Googleが提供しているロボットと人間を区別するためのサービスでant2 CMSでは「reCAPTCHA v3」を採用しています。

「reCAPTCHA v3」はユーザーに画像認証やチェックボックスのクリックなどのアクションを求めることなくスパム対策を行えるサービスです。

連続送信制限:一定時間に同じユーザーから連続で送信されることを制限できます。

4.メールフォームの複製

店舗別のお問い合わせフォームやお問い合わせとは別のメールフォームを作成したい場合にはメールフォームの複製が便利です!

1.ページリストからメールフォームの必要情報(タイトル・URL)を入力し[保存ボタン]をクリックします

2.新規作成または既に作成されているフォームを複製するかを選択することができます
「以下のフォームをコピー」を選択し、[OKボタン]をクリック、再度保存ボタンをクリックすると複製元のフォームと同じ内容のメールフォームを作成することができます

【複製元のフォーム】

mail question copy03

【複製したフォーム】

mail question copy04

今回はEFO(入力フォーム最適化)についてとant2 CMSのメールフォームの仕様についてご紹介しました。

EFOを行うことでサイト訪問者の離脱率を減らし、問い合わせ数やコンバージョン率をあげることに繋がります。
是非、簡単にEFO対策ができるant2 CMSのメールフォームをご検討ください。

デモ登録はこちら

メールフォームの作成・編集はデモサイトでも勿論可能!この機会にお試しください。

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