2025.05.14
放置厳禁!企業を守るサーバー・ドメイン管理の重要性
突然ですが、Webサイトやメールアドレスは問題なく稼働していますか?
昨今のデジタル化の進展に伴い、企業が所有するサーバーやドメインの管理の重要性がますます高まっています。
しかし、これらを適切に保守せず放置することにより、多くのリスクが企業に直撃する可能性があることをご存じでしょうか。
本記事では、企業がサーバー・ドメインを放置することでどのようなリスクがあるのか、そして適切な管理方法について解説いたします。

サーバー・ドメインを放置するリスク
サーバーとドメインは、企業のWebサイトやメールサービスを支える重要なインフラです。
しかし、その重要性を認識しないまま放置してしまうと、企業活動に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
サーバーを放置するリスク
サーバーは企業にとって重要な役割を果たしますが、日々の忙しさでメンテナンスを怠ると以下の様なリスクが増えます。
代表的なリスク

Webサイトの改ざん
セキュリティが不十分なサーバーは不正アクセスを受けやすく、サイト内容が不正に変更される可能性があります。
企業情報の書き換えや不適切なコンテンツの表示が含まれるなど、企業の信頼を失う原因となります。

情報漏洩
サーバーに保管された顧客情報や社内情報が漏れるリスクが高まり、個人情報保護法の罰則強化により、企業に大きな損害を与える可能性があります。

サイバー攻撃の踏み台
メンテナンスされていないサーバーは、スパムメールの送信源やDDoS攻撃の起点として利用され、知らぬ間に加害者になってしまうことがあります。

マルウェア感染
セキュリティの不整備により、ウイルスやマルウェアの感染リスクが増し、データの破壊や流出による重大な被害が発生することがあります。
ドメインを放置するリスク
ドメインはインターネット上の「住所」として機能し、企業の公式サイトやメールアドレスの信用性を支えています。
しかし、ドメインの更新を忘れて期限切れになると、自社のWebサイトやメールが停止するだけでなく、悪意ある第三者がそのドメインを取得する恐れがあります。その結果、フィッシングサイトの立ち上げやスパム送信の手段として悪用され、企業のブランドイメージに多大な損害を与える可能性があります。
代表的なリスク

同じドメインの利用
放置されたドメインは第三者に取得され、偽のECサイト開設などの詐欺行為に利用される可能性があります。
顧客が偽サイトと気づかずに利用した場合、金銭的被害だけでなく、企業に対する信頼も失墜してしまいます。

メールアドレスの悪用
ドメイン名を使ったメールアドレスを作成され、悪用される可能性があります。
具体的には、同じメールアドレスを作成して身元を偽ったり、そのメールアドレスを使ってパスワードをリセットしアカウントを乗っ取るなどのリスクがあります。

フィッシング詐欺
類似ドメインを用いて偽サイトが作成され、ユーザーが意図せずにIDやパスワードを盗み取られ、金銭的な被害にあう危険性があります。
トラブル発生時に企業が受ける影響
サーバーやドメインのトラブルは、企業に様々な悪影響をもたらします。
コストの発生

復旧作業やセキュリティ対策費用、損害賠償など、多額のコストが発生する可能性があります。
対応時間

トラブルの調査、復旧作業、顧客対応などに多くの時間がかかり、本来の業務に支障をきたす可能性があります。
ブランドイメージ低下

セキュリティ事故やサービス停止は、企業の信頼を失墜させ、ブランドイメージを著しく低下させる可能性があります。
中小企業におけるサーバー・ドメイン管理の課題
人員や資金力に限りがある中小企業にとって、サーバー・ドメイン管理は大きな負担となる場合があります。
サーバー・ドメイン管理の主な課題
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リソース不足が深刻化している
中小企業では、IT部門そのものがないことも珍しくありません。
限られたリソースでサーバー・ドメインを管理しなければならないため、専門的な知識不足や管理の手が届かない部分が増えてしまいます。 -
サーバー・ドメインを管理しにくい状態に陥りやすい
管理ツールや専任スタッフの不在が、メンテナンスを複雑にしてしまい、結果として管理の放置を招く可能性があります。
さらに、サーバーやドメイン、CMSの導入先や取得先、契約先が異なる場合、それぞれ個別に管理する必要があります。これにより、管理はさらに複雑化し、一元的な管理が難しくなります。
サーバー・ドメイン管理は一元管理するのがおすすめ
サーバー・ドメイン管理を一元化することで、管理コストの削減、セキュリティレベルの向上、運用管理の効率化などのメリットが得られます。
一元管理することで得られる主なメリット
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対応漏れを防ぎやすい
すべての管理事項を一つのプラットフォームで把握できるため、ドメイン費用やレンタルサーバー費用などの対応や重要なアップデートやセキュリティ対策の見落としを未然に防ぐことができます。 -
コストを削減しやすい
別々の管理ツールを利用する場合と比較して、統合プラットフォームを利用することでトータルコストを抑えることができる -
効果的な運用を実現しやすい
データやタスクを一元化することで、効率的なワークフローを構築し、迅速かつ効果的な運用を実現できます。
サーバー・ドメイン管理を一元管理できるCMSサービス
Webサイトの管理も楽に行えるCMSサービス:「ant2 OEMサービス」
株式会社アントアントが提供するant2 CMSは、「HTMLやCSSの知識がない」「他のCMSでは満足できない」など、Webサイト運営者の声をもとにして生まれた初心者や技術的な知識が少ないユーザーにも直感的で使いやすい設計がされているCMSです。
■ant2 OEMサービスとは
ant2 OEMサービスでは、ant2 CMSの機能を利用して作成したWebサイトを、エンドユーザー向けに自由な価格で販売することができます。
■オールインワン型のサービス
ant2 OEMサービスは、独自ドメインの取得からサーバー契約、CMSを利用してのWebサイトの制作をまとめて行っていただくことができます。
- サイトの登録・管理・削除も簡単対応
ユーザー提案時にお見せするサンプルサイトの作成は勿論、実際に制作するためのサイトも管理画面から簡単に登録、管理、削除を行っていただくことができます。 - サーバー・ドメイン管理をまとめて管理できる
ant2 OEMサービスでは、ドメインだけでなくサーバーの提供を行っているため、別々で契約する必要がありません。
ドメインを弊社に移管している場合には、ドメインの更新作業なども弊社で行っているため、面倒な更新作業なく利用していただけます。 - 管理画面は1つだけ
従来のCMSサービスでは1つのWebサイトにつき1つの管理画面のものが多く、管理しなければならないWebサイトが多い場合は大変ですが、ant2 OEMサービスでは複数のWebサイトを1つの管理画面でサーバーやドメイン、サイト運用に必要な管理作業をまとめて行うことができます。 - 充実のセキュリティ
Webサイトの編集画面への2段階認証は勿論、管理画面への2段階認証も設定することができます。
また、2段階認証の設定以外にも固定IPでのログイン制限を行うことができ、管理画面への不正アクセスを防ぐことができます。 - 安心サポート
独自ドメイン利用の有料プラン切替時に不備などがあった場合は、開発元より申請差し戻しのご案内をしており、対応漏れを防ぎやすくなっています。
また、ドメインの移管手続きや各種オプション追加時には随時メールを担当者を送信の上、管理画面上でもステータスを確認することができます。
オールインワン型のCMSサービスをおすすめするポイント
- コストパフォーマンスの改善
サーバーやドメイン、CMSをまとめて契約することで、全体のコストを抑えつつ、品質の高いサービスを利用できるのが魅力です。 - 運用効率の向上
一元管理により、異なるサービスを個別に管理する手間を省き、管理作業をスムーズにします。シンプルな操作性により専門知識が少なくても、簡単にサイト管理が可能です。 - セキュリティリスクの軽減
セキュリティ対策もパッケージに含まれているため、個別にセキュリティ対策を行うよりも、セキュリティリスクを軽減することができます。

サーバー・ドメイン管理のリスクを把握し、オールインワン型CMSサービスを活用しよう
サーバー・ドメイン管理は、企業のWebサイトやメールサービスを安全かつ安定的に運用するために非常に重要です。
放置することによるリスクを正しく理解し、適切な対策を講じるようにしましょう。
特に中小企業においては、リソース不足を補うためにも一元管理やオールインワン型のCMSを活用し、リスクに備えることをおすすめします。
日々のメンテナンスや更新作業を怠らず、企業の信頼とブランドイメージを守りましょう!
【無料ダウンロード】サーバー・ドメイン管理のベストプラクティス
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【イベント出展】『APPS JAPAN2025』に出展いたします!(2025年6月11日~6月13日)

ブース情報:幕張メッセ 展示ホール4~8 小間番号【8A25】
日時:2025年6月11日(水)~13日(金)
10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)