アーカイブ 2023年11月 | ant2マガジン | CMSなら「ant2-ASP」でホームページ制作!

ant2マガジン

2023年11月

2023.11.20

ant2 OEMサービスで利用できるCMSテンプレートのご紹介

いつもメールマガジン「ここだけは知っておきたい編」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回は『CMSテンプレート』を利用した場合のWeb制作のメリットと、
ant2 CMSのOEMサービスでご利用いただくことができる業種別のテキストや画像、コンテンツが予め挿入されている業種別のひな形CMSテンプレートの確認サイトについてご紹介します!

CMSテンプレートとは

CMSテンプレートとは、Wordpressや他のCMSでは「テーマ」「ページテンプレート」「サイトテンプレート」などの名称で呼ばれていることが多く、CMSでWebサイトを制作する際に使用するデザインテンプレートのことを指します。

テンプレートの種類や業種、有料もしくは無料のテンプレートどちらを利用するかなどによって、そのまま使用できるクォリティのデザインか、コンテンツの作成が別で必要かなどが変わるため、制作コストが変動する場合があります。

そのため、テンプレートを使用して制作する際にはどんなWebサイトにしたいのかなどの完成イメージや運用目的に沿ったテンプレートを選ぶことがポイントとなります。

CMSテンプレートを使うメリット

  1. サイトのデザインを統一
    ページごとにデザインが変わったり、メニューの配置が決まらない、配色がイマイチ…なんて問題も予め定義・デザインされたテンプレートを使用することで、統一感のあるサイトを制作することができます。
  2. 専門知識がなくても更新できる
    CMSを使ったWebサイト制作で重要なポイント「簡単に更新ができる」
    テンプレートを使用することで、HTMLなどのコードを使用せずとも簡単に情報を更新することができ、Webデザイナーではない人でもデザインのクオリティを落とさずにサイトを運営することができます。
  3. コスト削減
    有料・無料どちらのテンプレートを使用するかによって左右される場合がありますが、大半のテンプレートは既にデザインが完成されているため制作コストの削減になります。
    また、各種情報の更新を外部に委託するなどを行っていた場合はCMSを使って自社で簡単に更新することができるため、運営コストを削減することができます。

CMSテンプレート一覧サイト

ant2 CMSのOEMサービスでは簡単にWebサイトを制作できるように業種別のひな形CMSテンプレートをご用意しています。

こちらはデザインだけが設定されたテンプレートではなく、業種ごとのメニュー構成でページ内の画像やテキストが予め用意されているため、最低限の編集を行っていただくことですぐにWebサイトを公開することができます!
OEMサービス導入後は、すべて無料で使用することができ、オリジナルの業種データを登録することも可能です。

サービス内では業種別のひな形CMSデザインテンプレートについては、『初期データ』という名前で提供しています。
初期データについて詳しくは過去のメルマガでも紹介しておりますので是非ご覧ください。
『テンプレートからすぐにサイトを制作できる!ant2 CMSのOEMサービスで利用できる初期データについて』

ant2 OEMサービスで利用できる業種別のひな形CMSテンプレート一覧サイト

この度、ant2 OEMサービスで利用できる業種別のひな形CMSテンプレートを確認することができる一覧サイトをオープンしました!

こちらでは毎月リリースしている業種別・機能別の業種別のひな形CMSテンプレートをご確認いただくことができます。

CMSデザインテンプレート一覧サイトはこちら

CMSデザインテンプレート一覧サイト

CMSデザインテンプレート一覧サイト

CMSデザインテンプレート一覧サイトでできること

1.業種別・機能別でテンプレートを確認

業種別ひな形テンプレート2023年11月時点で約170点リリースしており、一覧サイトでは業種別・機能別のカテゴリで絞って表示・確認することができます。

2.各テンプレートのページ内容・表示を確認

テンプレート内の業種別に作成されているページや画像、コンテンツを確認することができます。

3.デバイスによる表示の切替

パソコン・スマートフォンによる見え方を確認することができます。

PC表示

スマホ表示

CMSデザインテンプレート一覧サイトの使い方

『CMSデザインテンプレート一覧サイト』は、どなたでも閲覧可能となっております。

そのため、ant2 OEMサービスをご契約いただいた販売代理店様のサンプルサイトとしての閲覧はもちろん、Webサイト制作のご提案時にユーザーにお見せいただくことも可能です。

例えばこんな時に活用できます!

  • 新しくリリースされた業種別のひな形CMSテンプレートを確認したいとき
    →毎月リリースされるテンプレートもこちらで閲覧・確認することができます。
  • Webサイト制作の提案時にサンプルサイトとして利用したいとき
    →Webサイト制作の提案時、デザインを確認してもらいたいとき各データのページ内容やPC・スマートフォンでのデザインが確認できますので、サンプルサイトの代わりとして活用いただけます。

まとめ

今回はant2 OEMサービスでご利用いただくことができる『CMSデザインテンプレート一覧サイト』についてご紹介しました。

CMSテンプレートを使用したWebサイト制作は、コストを抑えながらも、クォリティの高いサイトを制作することができます。

『CMSデザインテンプレート一覧サイト』では、ant2 OEMサービスではどういった業種のひな形CMSテンプレートでWebサイトを制作できるのか、どんなデザインがあるのかなどを確認していただくことができますので、是非ご活用ください。

CMSデザインテンプレート一覧サイトはこちら

CMSデザインテンプレート一覧サイトに掲載している一部の初期データでデモ登録も可能となっております。
実際にWebサイトを初期データを使用してどういったかたちで制作できるのか確認されたい方は是非デモ登録でご確認ください。

デモ登録はこちら

2023.11.08

Googleが評価するポイント!E-E-A-Tとは?

こんにちは。
アントアントのメルマガ担当です。

いつもメールマガジン「ここだけは知っておきたい編」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回は前回ご紹介させていただいた『SGE』の対策にもなる『E-E-A-T』についてご紹介します。

E-E-A-Tとは?

E-E-A-Tとは、以下の4つの要素の頭文字を取った造語のことで、2022年12月15日にGoogleの品質評価ガイドラインにて発表された、Webサイトの品質評価基準のことを指します。

Experience(経験)」

「Expertise(専門性)」

「Authoritativeness(権威性)」

「Trustworthiness(信頼性)」

2019年8月のGoogleコアアップデート定義されていたWebサイトの品質評価基準は、『E-A-T』と呼ばれており、「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」がありましたが、そこからさらに新しい「Experience(経験)」が加えられて新しい評価基準となりました。

「経験」が追加されたことで変わった点としては、「信頼性」の位置づけです。

こちらの図を見てもわかるように、Googleは経験・専門性・権威性の3つの要素によって信頼性が成り立つとしています。

General Guidelinesより

経験

Experience

Googleは新しく追加された「Experience(経験)」について、Googleは下記のように示しています。


実際に製品を使用している、実際にその場所を訪問している、誰かが経験したことを伝えているなど、コンテンツにある程度の経験が織り込まれているかどうかも評価されます。状況によっては、そのトピックに関連して実体験をもつ人が作成したコンテンツが最も高く評価される場合もあります。

たとえば、確定申告書の正しい記入方法を知りたいときには、会計の専門家が作成したコンテンツを参照したいでしょう。一方で、確定申告ソフトの評価を知りたいのであれば、その種のサービスを体験した人たちが集まるフォーラムの議論など、別の情報を探すのではないでしょうか。

Google検索セントラルブログより


コンテンツの作成者にコンテンツの内容に関する経験があるかないかが評価基準として重要視されるようになりました。

専門性

Expertise

専門性はその名の通り、コンテンツやサイト内容がその分野において専門知識を持っているかどうか、情報発信する際に何らかのジャンルに特化しているかどうかを評価します。

専門知識に特化したコンテンツはより正確と判断され、信頼性があるとされています。

例えば、法律に関する記事であれば、サラリーマンが書いた記事よりも弁護士や法律の専門家によるものが高く評価されるかたちとなります。

権威性

Authoritativenesse

権威性とは、Webサイトやコンテンツ、その作成者がジャンル内でどれだけ信頼されているかやどれだけ影響があるかなどが評価されます。

権威性を持つことで、コンテンツはより信頼性があり、他のユーザーや専門家からも支持されるものとなります。

例えば、医療情報を提供する場合、世界保健機関や国立衛生研究所のような権威ある機関のウェブサイトは高い権威性を持つとされ、評価が高いと評価されます。

信頼性

Trustworthiness

信頼性では、コンテンツやウェブサイトが信頼できるかどうかが重要となります。

信頼性が高いことで、ユーザーは安心してコンテンツを利用でき、個人情報を安全に扱うことができます。

例えば、WebサイトがSSL証明書を使用している場合、ユーザーのデータを保護し、安全な接続を提供していると判断されるため信頼性が高いと評価されます。

E-E-A-Tがガイドラインに追加された背景

Googleの品質評価ガイドラインに追加された背景として、主に下記の2点が影響していると言われています。

  1. 低品質のコンテンツの増加
    近年、インターネット上でのフェイクニュースや誤情報の拡散が増加し、これが重大な社会的問題となっています。Googleは、ユーザーに信頼性のある情報を提供するために努力し、品質評価ガイドラインにE-E-A-Tを追加することで、信頼性の低い情報源を排除し、高品質な情報を扱うサイトを評価するようになったと言われています。
  2. 検索結果の精度向上
    Googleは、検索結果の精度向上に尽力しており、ユーザーにとって最も適切な情報を提供することを目指しています。
    そこで、Webサイトの信頼性と品質を評価するためのフレームワークであるE-E-A-Tを追加することで、それに従うウェブページを優先的に表示し、ユーザーエクスペリエンスを向上させると考えられています。

E-E-A-Tの追加は、Googleがユーザーエクスペリエンスと情報の品質向上に焦点を当て、信頼性の高い情報源を強調し、不正確な情報や低品質のコンテンツを排除しようとする試みの一環として行われたと言えるでしょう。

E-E-A-Tを高める方法

E-E-A-Tを高める具体的な方法としては以下があげられます。

経験専門性

  • 実際に体験した情報を記載する
  • 特定の分野の専門家や資格をもつ人がコンテンツを作成する
  • 特定の分野において特化した記事を作成する
  • ジャンル特化型のWebサイトにする

専門性が高くなると、「この情報はこのWebサイト」といった認識をされることで、サイト訪問数の増加、滞在時間を延ばすことができるとされています。

権威性

  • 複数のWebサイトやメディアから被リンクを獲得する
  • 権威性の高いサイトからの被リンクを獲得する

長期的な戦略とはなりますが、良質な被リンクを獲得することで権威性を高めることに繋がります。

信頼性

  • SSL化(HTTPS化)する
  • 最新の情報を更新する

SSL化することで、Webサイトの通信が暗号化され、第三者からののぞき見や不正なアクセス防ぐことができるため、ユーザーの信頼性を高めることに繋がります。

さらに、コンテンツの内容について、古い情報よりも最新の情報を載せることで信頼性を高めることができると言われています。

SEOとE-E-A-Tの関係性

E-E-A-Tはあくまで評価基準であり、SEOに直結する要素ではありません。

SEOは「検索エンジン最適化」のことを指し、検索エンジンからの流入数やコンバージョン数を増やす施策のことを意味します。この施策を行う中で重要とされているのが「Googleの品質評価ガイドライン」です。

Googleの品質評価ガイドラインには他にも様々な項目がありますが、その中の1つとしてあるのが「E-E-A-T」です。

つまり、E-E-A-Tを意識してコンテンツを作成することは、Googleの品質評価ガイドラインに沿うかたちになり、最終的にはSEOの評価を高めることに繋がるということです。

E-E-A-TとTYML

YMYLと呼ばれるジャンルの記事は特にE-E-A-Tを意識する必要があるとされています。

YMYLとは、your Money or your Lifeの頭文字をとった略語で、Googleの品質評価ガイドラインでは「金融や仕事、健康、医療、社会問題」などのジャンルとして定義されています。

このYMYLのジャンルのコンテンツは、E-E-A-Tにより特に厳格に評価されます。
その理由として、YMYLジャンルのコンテンツは、情報が古かったり、間違っている場合、ユーザーの生活や健康に深刻な影響を及ぼす可能性があるためとされています。

そのため、YMYLジャンルに関するWebサイトの運用やコンテンツ作成は特にE-E-A-Tを意識して対策を行うべきと言えます。

まとめ

今回はSGE対策にもなる『E-E-A-T』についてご紹介しました。

E-E-A-Tは前述したようにSEOに直結する施策ではありませんが、「Googleの品質評価ガイドライン」の項目の1つとして、順位に少なからず影響を与えるかたちとなります。

また、E-E-A-Tを満たしているWebサイトは、SGEのナレッジパネルに表示される可能性が高いため、E-E-A-Tを意識したWebサイト、コンテンツの作成を行っていない場合は今から準備を始めておいたほうが良いといえるでしょう。